四十肩・五十肩

四十肩・五十肩とは？

「四十肩」「五十肩」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。四十肩・五十肩とは「激しい痛み」「指先までしびれるような痛み」「腕が上がらない」という症状のことで、医学的には肩関節周囲炎ともいわれています。
よく肩こりと同じような認識をされている人はいるのですが、肩こりは筋肉の緊張や血行不良が原因で、四十肩・五十肩は肩関節の炎症となります。
炎症期→拘縮期→回復期のステージがあり、数週間で症状が治まる人もいれば1年以上症状が続く人もいるので我慢して治すというのはあまりおススメはしていません。

四十肩・五十肩が起こる原因は？

四十肩・五十肩では加齢による老化や運動不足が一番多いと言われています。加齢や運動不足によって肩関節や肩周りの筋肉などが硬くなって縮むことで炎症を起こすことが考えられます。
その他でも糖尿病や甲状腺の疾患があると関節の痛みや動きに制限がかかっているような症状が出てくることもあります。
また、スポーツやお仕事で肩を痛めた経験のある方は症状が出やすい傾向にあり、生活習慣の乱れなどが起因となって発症する場合も見られます。

四十肩・五十肩は放っておいても大丈夫？

我慢できる痛みや動きの制限であれば様子を見ることもできますが、四十肩に近しい症状が出ている疾患の可能性もあるので、確認の意味でも病院や整骨院での検査をオススメしております。特に痛みが繰り返している方や腕が震えるほどの痛みがある場合は病院の受診をしましょう。

四十肩・五十肩の治療頻度と内容

週に2～3回 ※症状による

四十肩・五十肩の頻度や症状の度合いにもよりますが、最初は集中的に通院することで効果を実感していただきやすくなります。ご家庭やお仕事のご都合もありますので、初診時に患者様とご相談しながら通院ペースは決めていきます。