片瀬あおば接骨院のスポーツ障害の治療とは?
・ランニングをした後に膝が痛い
・投球をすると肩、肘が痛くなる
・ラケットを振ると肘が痛い
・運動中や運動後に骨にひびくような痛みがある
・走ったり、運動するとすねが傷む
上記のような症状がみられる場合は、スポーツ障害である可能性が考えられます。スポーツ障害は、成長期の骨と筋のアンバランスから起こることが多く、骨か筋に症状が表れます。
そもそもスポーツ障害とは?
「スポーツ障害」とは、成長期の骨と筋のアンバランスにより起こります。
1口に「スポーツ障害」と言っても打撲、捻挫、骨折、脱臼など運動中のけがから、繰り返しの動きによる疲労骨折や関節の変形までとさまざまです。骨折やねん挫などのいわゆるケガと言われるものから、繰り返し走ったり、跳んだり、投げたり、振ったりしたことによる「スポーツ障害」を「使いすぎ症候群」または、「オーバーユース」といわれます。
使いすぎの場合は、同じ部位を繰り返し酷使したことにより起こります。
原因として
①身体能力を超えた運動
②過密なトレーニングスケージュール
③同じ部位の使い過ぎ
④休養や睡眠不足
⑤栄養不足
などが考えられます。
成長期のスポーツをしているお子さまの場合がほとんどなので、誰に相談していいのかわからず、本人も隠している場合もあります。日常生活でいつもより機嫌が悪かったり、寡黙だったり、顔をしかめたり、痛い場所ををさすったり、ストレッチをいつもしていないのに始めたりした場合は、隠れた故障が考えられますので、「どこか痛いの」と聞いてみてください。
スポーツ障害を放っておくとどうなるの?
重症化するとスポーツを辞めなければならなくなる
見た目から分からない場合も多く、スポーツをしている子供たちは、休むことを嫌います。そのため、症状が長引くばかりか、重症化することで結果的にスポーツをできない期間が長くなり、重症の場合、辞めなければならなくなることも考えられます。
そうならない為には、野球であれば、投球動作により肘や肩を負傷することが多く、初期は安静にすること、その後、治療と併せて「フォームの見直し」も効果があるようです。
また、スポーツをしている子供たち全体に言える事ですが、ストレッチを軽視しているように思われます。「ストレッチやらないとダメだよ」と勧めてもやらない子達が多くいます。お風呂上りにでも子供たちと一緒に行うことをお勧めします。子供たちの為になるのはもちろん、一緒にやる事でお子様の状態の確認をすることもできますので、一石二鳥です。
スポーツの種類によって負傷箇所も変わりますが、どこを負傷したとしても変わらないのは、安静にすることと早めの治療です。
スポーツ障害の治療法
繰り返しの運動による場合は、骨格の歪みを正し、ストレッチ
炎症や腫れをともなうような負傷の場合は、休む、冷やす、圧迫する、負傷した場所を上に上げたりするような処置が必要になります。
そうではなく、繰り返しの運動による負傷の場合は、炎症があったり腫れたりしていないのであれば、骨格の歪みを正すことと、ストレッチを行うことで改善されます。
スポーツは特に、繰り返しの動作が左右どちらかになることが多く、同じ動きの繰り返しにより骨格に歪みが出てしまうことがあります。その為、「全身矯正」により体のアンバランスな状態を改善することで、必要以上の負荷が負傷した場所にかからないようにすることが出来ます。
スポーツ障害の施術を受けるとどう改善するの?
復帰後のパフォーマンス向上
「スポーツ障害」は、ケガでないものでいえば、同じ動きにより、特定の場所に繰り返し負荷をかけ続けることにより起こる「使いすぎ」「オーバーユース」なので、安静と治療、動かし方の改善をすることが重要になります。
負傷箇所の機能回復を目指しながら、復帰後のパフォーマンス向上も見込めます。機能回復でいえば、「全身の骨格矯正」にて無理している骨格、筋肉に運動時における余裕を持たせることができます。
にて痛みを軽減させたり、血行を促進させることにより負傷箇所の修復や「ストレッチ」「フォームの見直し」を行うことにより、復帰を早めることや、復帰後のパフォーマンス向上を見込めます。
これは、再度ケガをしないように予防するためには欠かせない取り組みなのですが、治療と同時進行で「トレーニングスケジュールの見直し」も復帰後の再発防止には欠かせない取り組みです。
スポーツをしていればケガをすることは必ずあることです。この機会を「最悪」ととらえず、これからも続けていくための「チャンス」なのだととらえ前向きに取り組みましょう。
改善するための通院(施術)頻度はどのくらい?
詳しく聞いたうえで、「一緒に考えていく」のがベスト
通院する頻度や期間は、どういったスポーツをしているのか、どういった目標でスポーツをしてるのかなどを詳しく聞いたうえで、保護者の方も交え「一緒に考えていく」のがベストだと思います。
もちろん、「この症状であれば、毎日がいい」「この症状であれば、週に2~3回」というように適した治療の頻度や期間はありますが、理想通りには行かないものです。一緒に無理なくお子様の楽しいスポーツ生活を送れるように取り組みましょう。